カモのネギには毒がある 〜加茂教授の人間経済学講義〜
あらすじ
世界的評価を受ける天才経済学者・加茂洋平が、“フィールドワーク”と称して変装しながら 人を食い物にする仕組みを暴き、加害者に“毒”を返す痛快エンタメ。
投資詐欺・情報商材・マッチングアプリ・ブラック労働など、現代の搾取構造を ロジックと実践でひっくり返していく様子がテンポよく描かれます。
経済の専門知識がなくても読みやすく、読後はニュースの見え方が一段クリアに。
子供に読ませて良かった理由
対象は中学生以上がベストですが、小学校高学年でも 金銭トラブルやSNSの危険を物語で安全に学べます。専門用語は親が横でフォローするとスムーズでした。
お金の話って難しそう…怖くならない?
コワさだけで煽らず、「どう見抜くか/どう断るか/どこに相談するか」の 実行ステップが具体的。家の合言葉は「迷ったら一晩おく・第三者に相談・証拠を残す」にしました。
部活や塾で忙しい子でも読み切れる?
1話完結の小型事件が多く、スキマ読みに最適。次男(サッカー部)も移動の合間に読み、 ニュースで似た話題を自分から拾うようになりました。
ママ目線の安心ポイント
- 学べるサスペンス:“怖いだけ”に終わらず予防と対処が具体的。
- 中学生からOK:難語は会話で補足。暴力描写は控えめで読みやすい。
- SNS・消費者教育に直結:詐欺・炎上・労働搾取などの判断軸が育つ。
巻数・完結情報
| 既刊 | 1〜11巻(連載中) |
|---|---|
| 出版社 | 集英社(グランドジャンプ連載) |
| 著者 | 作画:甲斐谷忍/原案:夏原武 |
| 発売日 |
購入リンク
ぷにます的ひと言
「うちの子は大丈夫」と思っている時ほど、足元をすくわれがちです。
本作は“疑う力ではなく、考えて確かめる力”を育ててくれました。
まずは家族で試し読み → 気づきが多ければ常備本として紙で置いて、 ニュースを見たら「これ、加茂教授ならどう動く?」と話すのがおすすめです。
自分の家訓は、迷ったら一晩おく/第三者に相談/記録を残すの3点セット。