SOUNEN-LIFE(アラフォーサラリーマンのパパブログ)

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子供のマンガ読書、気をつけたい影響とは?親が感じたデメリット編

はじめに

こんにちは。私は普通のサラリーマンで、小学生の子ども二人と妻と4人で暮らしています。今回は、子どもたちのマンガ読書について考えてみたいと思います。

「マンガを読むこと、良いと思いますか?悪いと思いますか?」
この問いにはいろんな意見があると思います。

我が家では、子どもたちにマンガを読ませていますが、その影響については良い面も悪い面も実感しています。

この記事では、子どもがマンガを読むことのデメリットに焦点を当て、我が家での対策や体験談を交えながらお話しします。この記事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

メリット編の記事はこちら↓

 

マンガが子どもに与える影響~デメリット編~

マンガの読書にはメリットが多いと言われる一方で、デメリットも存在します。以下に挙げるのは、我が家が実際に感じたデメリットとその対策です。

1. マンガによる脳疲労の可能性

問題点
最近ではスマホの見過ぎによる脳疲労が問題視されています。短時間で大量の情報を処理することが、脳のパフォーマンスを低下させると言われています。情報の過剰インプットが脳疲労を引き起こし、浅く考える能力や集中力の低下につながるのです。

自分は、マンガも同じ影響を与えている可能性があるのではないかと考えています。

我が家の体験談
テレビで映画を見ているとき、少し退屈な場面になると、子どもたちはすぐにマンガやスマホに手を伸ばします。これは集中力が低下している一例だと思います。また、長男が宿題の途中で「ちょっと休憩」と言ってマンガを読み始めると、その後の作業に戻るのが難しいことが多いです。

脳疲労の影響として、以下のようなことが起きているように感じます:

  • 浅く考える能力の低下
    長男は学校で必要なものを忘れることが増えました。集中して準備する力が弱まっているのかもしれません。
  • 深く考える能力の低下
    宿題を始めた後でも、すぐに「休憩したい」「気分転換したい」と言い出し、集中力が長続きしません。

2. マンガによる現実逃避のリスク

問題点
マンガの世界があまりに魅力的すぎると、子どもは現実の問題や課題から目を背ける傾向が出てきます。そして、現実の課題を解決するための地道な努力を避け、短期間で奇跡的な成功を求めるような考え方を持ってしまうことがあります。

我が家の体験談
我が家の長男は、日頃の勉強やスポーツの練習をおろそかにしているにもかかわらず、「直前にちょっと頑張れば成績が上がる」「次の試合でゴールを決められる」といった発言をすることがありました。

これは、マンガに登場するキャラクターが窮地に立たされながらも奇跡的な活躍をする場面に影響を受けているのではないかと感じています。

しかし、実際には、勉強もスポーツもコツコツと積み重ねることが何よりも大切です。短期間の努力では目に見える成果は得られません。

それにもかかわらず、子どもたちはマンガの影響で「劇的な成功が当たり前」という考え方を持ってしまう危険があります。

3. 長時間読書による運動不足

問題点
マンガに夢中になりすぎると、外で遊ぶ時間が減り、運動不足や健康面の問題が生じることがあります。

我が家の体験談
コロナ禍の自粛期間中、子どもたちは外出が減り、マンガを読む時間が急増しました。その後も「マンガを読んで過ごすこと」が習慣化してしまい、外に出る機会が減少。運動不足につながったと感じています。

4. 視力低下のリスク

問題点
長時間の読書やスマホ・タブレットでの電子マンガは、目に大きな負担をかけます。

我が家の体験談
我が家の息子たちは、視力が下がりました。眼科医には「読書やデジタル機器の使用時間を区切り、休憩を取るように」とアドバイスされました。これにより、マンガの影響も視力低下の一因であることを実感しました。

5. 悪い価値観の形成

問題点
暴力的な表現や過剰な性的描写など、子どもに適さない内容が含まれるマンガがあります。これらが、子どもたちの価値観や行動に影響を与える可能性があります。

我が家の体験談
子どもたちはマンガのギャグシーンで描かれる「ツッコミとしての殴る表現」を現実に再現しようとしたことがありました。大人から見ると冗談だとわかりますが、子どもたちはまだそのニュアンスを理解できず、行動がエスカレートすることもありました。

 

デメリットに対する我が家の対策

デメリットを完全に防ぐのは難しいですが、我が家では以下の対策を実践しています。

1. 現実逃避を防ぐ方法

  • 対策
    • 子どもと「努力を積み重ねることの大切さ」について定期的に話し合う。
    • マンガを読む時間を制限し、その分を勉強や練習の時間に充てるようスケジュールを作成する。
    • 子どもが実際に目標を達成する過程をサポートし、地道な努力の重要性を体感させる。

2. 視力低下と脳疲労への予防策

  • 対策
    • 読書時間は30分ごとに休憩を入れ、窓の外を見るなど目をリフレッシュさせています。
    • 照明の下で読むようにし、寝室での読書は禁じています。

3. 適切なマンガの選択

  • 対策
    子どもに適した内容のマンガを選び、親が内容を事前に確認しています。「ジョジョの奇妙な冒険」や「闇金ウシジマくん」のような刺激の強いマンガは、もう少し成長してからにしようと決めています。

 

マンガを教育のきっかけに!我が家の実践例

マンガを活用して子どもたちの新しい興味を引き出す方法をいくつか紹介します。

例1:マンガ➡小説

「転生したらスライムだった件」のマンガ版を読んだ後、児童書籍版の小説に誘導しました。これにより、子どもたちが活字にも親しむようになりました。

例2:マンガ➡野外活動

キャンプをテーマにした「ゆるキャン△」を読ませた結果、子どもたちはキャンプに興味を持ち、夏休みにはサマーキャンプに参加することになりました。

例3:マンガ➡スポーツ

「アオアシ」を読んだことで次男はサッカーにのめり込み、今ではクラブで毎日練習に励んでいます。

まとめ

子どもがマンガを読むことにはメリットもデメリットもあります。親としては、その影響をしっかり見極め、適切な対策を講じることが大切です。バランスを保ちながらマンガを教育ツールとして活用することで、子どもの可能性を広げることができます。

皆さんのご家庭では、どのようにマンガとの付き合い方を工夫されていますか?

これが、保護者の皆様の参考になれば幸いです。